韓国ドラマ『ペントハウス』ネタバレ|いくつも起こる事件の犯人は一体?

殺人、拉致、監禁、暴行、経歴詐称……。一つの事件が転がり出すと、雪だるま式にいくつも犯罪が起きていき、誰も想像がつかなかった驚愕の結末へ一気に雪崩れ込んでいくラブサスペンスドラマ『ペントハウス』。

人生の成功者だけが住むことを許された100階建ての超高級タワーマンション【ヘラパレス】で起こった、「少女転落事件」をきっかけに、恐るべき憎しみ合いの復讐が連鎖的に始まってしまいます。

全ての事件が黒幕1人の仕業と思いきや、いくつもの事件が複雑に絡み合っており、その真相は容易に説明することもできません。

今回は、ドラマ最終盤で明かされたいくつもの事件が、それぞれ誰による犯行だったのか、一つ一つ整理していきたいと思います。

この記事はネタバレを含むので気をつけてね~

「少女転落死事件」の犯人は?

全て出発点となった【ヘラハウス】での「少女転落死事件」。

その被害者となったのは、家庭教師アンナ・リーとして【ヘラハウス】へやってきた、ミン・ソラです。

序盤で明らかになることですが、彼女はシム・スリョンの実の娘だということがわかります。

そんな彼女を殺した犯人とは一体誰なのでしょうか。

犯人は、オ・ユニでした。

本作の主人公と言っても過言ではないオ・ユニですが、全て始まりとなった殺人の犯人でもあったのです。

その動機というのが、チョンア芸術高校の補欠合格となった自分の娘を合格にするため、首位合格したミン・ソラを殺してしまおうという浅はかなものでした。

オ・ユニは、犯行直前で彼女を殺そうした時、健気にバイトで日銭を稼ぐ後ろ姿を見て、殺害を思いとどまっています。

しかし、その後【ヘラハウス】のパーティでお酒を飲み過ぎたオ・ユニは、ミン・ソラを目の前にして衝動的に突き落としてしまいました。

酒に酔っていたオ・ユニは、犯行時のことをまるで覚えていないため、視聴者の中には真犯人は他にいると思ってらっしゃる方も多くいるようですが、この犯人は覆ることはなく、シーズン1の終盤でオ・ユニ本人も自分の犯行を思い出しています。

ともあれ、この重大な殺人事件から犯人探しは始まり、復讐の連鎖が始まります。

シーズン2、シーズン3では、この殺人事件が霞むほど事態は深刻になっていくのです。

【ヘラハウス】を爆破した犯人は?

さまざまな事件を引き起こしてきた超高級タワーマンション【ヘラハウス】。

ドラマ最終盤ではついに爆破されてしまいますが、その犯人は、【ヘラハウス】の所有者でもあったチュ・ダンテです。

 

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シリーズ通して、黒幕として暗躍してきたチュ・ダンテ。

爆破の動機は、妻スリョンの再婚を食い止め、妻もろとも道連れに死んでしまおうという狂気的なものでした。

彼が犯した罪は、これだけに収まりません。

以下、彼が起こしてきた犯行を抜粋してお伝えしていきます。

スリョンの夫

完璧主義で選民意識が強く、求めるもののためには手段を選ばない冷酷な人間ダンテ。

そんな彼は妻を手に入れるためにも、その手を下します。

かつて別の人と婚約していたスリョンを手に入れるため、彼女の婚約者を殺してしまったのです。

この事件については、別の記事で詳しく書いておりますので、そちらをご参照ください。

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妻スリョン

シーズン1で、オ・ユニが罪を被ったスリョン殺害事件。

その真犯人はチュ・ダンテでした。

ですが、シーズン2でわかることですが、この時死んだのはスリョンと瓜二つのナ・エギョでした。

彼女はダンテの前妻であり、20年間もの長い年月潜伏していたのです。

シーズン2で、ナ・エギョを名乗り、姿を現す女性こそ、スリョン本人なのでした。

エギョとスリョンは直前で入れ替わっており、ダンテはそうと気づかずエギョを殺してしまいます。しかし、シーズン2の終盤で、自分が殺したのがエギョだと知ったダンテは号泣し、最愛の人を失った悲しみに打ちひしがれます。

冷徹な男ダンテがついに人間の感情を露わにした場面ですね。

チュ・ダンテの両親

シーズン3で明らかになった衝撃の事実といえば、チュ・ダンテという名前が偽名だったということ。

本名はペク・ジュンギと言い、日本の精神病院に入れられた男、チュ・ダンテという別人の名前を奪い、彼の両親も殺していたというのです。

しかしこの殺人には悲しい過去がありました。

ダンテが本シリーズを通して、どうしても手に入れようとしているチョンス地区27番地。かつてダンテはそこに住んでいましたが、強引な都市開発を進めたシムン建設によって母と妹が殺されていたのです。

故郷を奪い返すことを誓ったダンテは、冷徹な人間へ変わり、殺人も厭わない狂人になってしまったというわけです。

悲しい過去を誰にも分かってもらえない姿が切ないんだ

スリョンを殺した犯人は?

いくつも事件が起き、終盤に差し掛かっては次々と人が死んでいく本シリーズにおいて、主役と言って良いシム・スリョンを殺したのは一体誰だったのでしょうか?

それは、チョン・ソジンでした。

ここからはチョン・ソジンが殺した人物たちをご紹介します。

ソジンの父親

ソジンが最初に殺した人物は、自分の父親でした。

シーズン1で、ミン・ソラの死因捏造やチョンア芸術高校での裏工作などが父親にバレてしまったソジンは、父親から任されていたチョンア財団の理事長を辞めさせられそうになります。

ソジンは父親を説得しようと階段の上で縋り付いたとき、父親は発作を起こし階段の下へ転落。

ソジンは救急車を呼ばず、死ぬ姿を放って逃げてしまいました。

この事件は後々、殺害現場を見ていた娘ウンビョルに脅される材料となってしまいます。

オ・ユニ

主人公の1人でもあったオ・ユニを殺害したのも、チョン・ソジンです。

この殺害の経緯についてはこちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、ご参照ください。

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学生時代からライバル同士だった2人の因縁が、どこまでも膨れ上がった結果がこの惨劇と言っても過言ではありません。

シム・スリョン

全ての事件の発端となった「少女転落事件」で被害者となったミン・ソラ。

その実の母親であるシム・スリョンが娘の仇を討つために、彼女の死体を隠蔽した【ヘラクラブ】のメンバーに復讐していくことでこのドラマは動いていきます。

つまり、このドラマの主役はシム・スリョンと言って間違いありません。

そんなスリョンを殺したのも、やはりソジンでした。

オ・ユニが殺された崖に呼び出されたソジンは、娘ウンビョルからも裏切られ、警察に捕まる他はなくなってしまいます。窮地に追いやられたソジンは、悔しさのあまり、最後にスリョンを崖から突き落とすのです。

ところが、この死はスリョン本人が望む死でした。ローガンが突き落とされた時の対策を講じていたからです。

しかしスリョンは、自分の復讐がこれほどの被害を呼んだことに後悔し、自分の死をもって償おうとします。

正義を貫いてきたローガンはスリョンと結婚することを考えていましたが、それも叶わずスリョンの死に直面し、後を追うように病気で死んでしまいます。

ソジンは無期懲役を言い渡され、子供たちの未来だけが残って終わりを迎えるのです。

結末を視聴したネット上の反応は?

衝撃のラストを迎えた『ペントハウス』。

熱烈なファンによって支えられた本作の結末を見て、視聴者はどのように感じたのでしょうか?

思った以上に賛否両論あって面白いな!

『ペントハウス』結末まとめ

衝撃的などんでん返しが立て続けに繰り広げられた最後のシーンで、スリョンとローガンが車に乗って光のなかへ消えていくという印象的な終わり方をしています。

「あなたに合わせたい人たちがいる」というスリョンの台詞で終わるこのシーンは、おそらく後を追って死んだローガンを天国へ連れていく天使を模して語られたシーンでしょう。

ドロドロの人間模様を描いてきた本作のラストシーンとして、このファンタジックなラストは胸を打ちます。

これからご覧になる方はぜひシーズン1からご覧になってみてください。

最後までこの記事をご覧いただきありがとうございました。

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