韓国ドラマ『ペントハウス』は面白い? 実際に見た筆者の感想&こんな人におすすめ!

瞬間最高視聴率31.1%を記録し、シリーズ累計驚異の30冠受賞の韓国ドラマ最大の注目作品『ペントハウス』。

富裕層の闇を暴き、韓国国内で社会現象を巻き起こすほどの話題作となった本作は、1エピソードにつき1時間半ほどもあり、シリーズ通して全48話の超大作です。

それでも本作のファンは絶えず、視聴者は画面に釘付けとなってしまうほど、飽きさせない仕掛けが凝らされています。

大ヒットドラマ『皇后の品格』でタッグを組んだ演出家チュ・ドンミンと脚本家キム・スノクによる再タッグはそれだけでも話題を呼んでいましたが、『IRIS-アイリス-』のキム・ソヨンや、大人気韓国ドラマ『お願い、ママ』でヒロインを演じたユジンなど、人気と実力を兼ね備えたレジェンド俳優たちが一堂に会し、このドラマの世界観を彩っています。

主要キャストのほとんどが、本作の演技によって多数の演技賞を受賞するという快挙を果たし、韓国ドラマファン必見のドラマと言っても過言ではありません。

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しかし、実際に視聴した人の中には「設定が突飛すぎる」だったり、「韓国ドラマの設定詰め合わせ」と言ったような批判的な声も少なくありません。

果たしてこのドラマが一体どういったドラマで、どのような人に深く刺さる作品なのでしょうか?

今回は、実際に見た筆者の感想をお伝えした上で、こんな人にオススメしたいという特徴などをご紹介していきたいと思います。

この記事ではネタバレを含みませんので、これから視聴したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

『ペントハウス』面白い? 実際に見た筆者の感想

個人的には、飽きることのない多様な展開の多さによって、非常に楽しむことができました!

韓国ドラマの真髄とも言える嫉妬やプライド、情念などの激しい感情から、とてつもなく大きな事件へと発展していく王道なストーリーラインは圧巻です。

それでありながら、予想だにしない驚きの結末へと連れて行ってくれる本作は、王道でありながら異質の世界観を作り出している稀有な作品と言えるでしょう。

本作の魅力は、作中で起こる様々な事件の犯人が、必ずしも悪役や黒幕の仕業ではないということ。

主役で善人と思われた人物が、欲に溺れて非道な事件を起こすということが多々あります。

そういった倫理観のなさに辟易とする視聴者も中には一定数いますが、そのドロドロした全員悪人とも言える世界観が韓国ドラマならではの楽しみと言えるかもしれません。

一方でこの作品に対して、批判的意見を持つ人の主張も納得できるものがあります。

次々と巻き起こるどんでん返しは、インパクト重視で作られている節があり、リアリティを飛び越えて説得力に欠ける突拍子もないシーンが続くような回も少なくありません。

ツッコミどころが多くて離脱してしまったという声も散見されました。

しかし個人的には、是が非でも視聴者を驚かしてやろうという製作陣の気概を感じて、リアリティなどどうでも良くなるほどの勢いと面白さを全面に感じています。

「なんでもありだな!」と思えてしまう場面が起こったとしても、あまりの面白さに先が気になってしまうことは間違いありません。

その面白さの大きな理由は、登場人物たちの反応がとても人間味に溢れていてリアルだということ。

事件や出来事は、突拍子もなく現実味に欠けていたとしても、実際にそんな出来事が起こったとしたら、確かに人はこういう感情を抱くだろう、だとか、こういう反応をしてしまうだろうという、リアクションの部分がとても丁寧に描かれているのです。

それはもちろん脚本・演出の力も多分にありますが、何より実力を持った俳優陣の怪演があってこそだと思います。

こだわる箇所を絞って、要領よく作品の質を上げられる巧みさに、製作陣のプロ意識を感じますね。

本作が気になってきた方のために、あらすじなどをご紹介している記事があるので、まずはこちらの記事をご参照ください。

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ペントハウスの画像

『ペントハウス』ネット上の感想は?

それでは続いてネット上の感想を見ていきましょう。

冒頭でも書いたように、本作は全48話の超大作なので、最後まで見られたというだけでも立派に評価を示していることになるかもしれませんね。

ですが、やはり壮絶な展開の中には、特定の登場人物に共感してしまうとあまりに辛すぎる場面も多々出てくるので、途中でリタイアしてしまったという声も少なくはないようです。

やはりドロドロした展開に見る方も体力を使うという視聴者が多そうですね。

ですが、超話題作としての名に恥じない非常に上質な韓国ドラマだと思います。

実際に見た方の中で、自分はもっと違うふうに感じたよという方がいれば、ぜひコメントで教えてください。

こんな方にオススメ!

ペントハウスをおすすめできる方

韓国で社会現象となったラブサスペンスの超大作ドラマ『ペントハウス』。

熱狂的なファン層に支えられて、3シーズンを爆走した本作ですが、中には賛否両論意見が分かれ、ほとんど肌に合わず途中リタイアしてしまった人も。

そんな方のために、どんな人が今このドラマを見るべきか、3つの特徴に分けてご説明していきたいと思います。

どっぷり韓国ドラマの世界に浸かりたい人

まず本作の大きな特徴として、1話1時間半越えの全48話という気が遠くなるような長さが挙げられます。

しかしサスペンスの要素や、徐々に真実が明らかになる構成など、先が気になって途中で止めようにも止められなくなり、気づけば一気見してしまえるようなドラマとなっています。

仕事の隙間時間でちょっと見たいという方は、やめておいた方がいいでしょう。

先が気になって、仕事に集中できなくなるはず。

ですが、韓国ドラマの世界観にどっぷり浸かって、どんどん先を見てしまいたいという人は、これ以上おすすめのドラマはありません。

『ペントハウス』というドラマの中には、数々の登場人物の事件が同時進行で起こっていくので、飽きてしまうということがないのです。

シーズン1で起こった事件の真相は必ずシーズン1の中で明かされますし、そこで生まれた謎が次のシーズンへ引き継がれたりなど、楽しみは尽きません。

1ヶ月か2ヶ月どっぷりハマりたいという人には、本作をオススメします。

狂気溢れるドロドロな人間関係が好きな人

夢、欲望、プライド、裏切り、愛憎、復讐、不倫、暴力、サスペンスにミステリーなど、本作は欲深い人間の泥沼がこれでもかとばかりに露呈されます。

あまりのクズっぷりに辟易となりながらも、爽快に逆転劇が繰り広げられていく様から目が離せなくなるでしょう。

しかし、心が和らぐようなシーンがほとんどありませんので、ドロドロな人間ドラマは見るのが疲れてしまうという人はオススメしません。

ですが一方で、薄汚い人間関係を題材に取り扱っているとはいえ、韓国人の3人に1人は見ていた本作ですから、エンターテインメント性は抜群です。

驚かされたり、笑わせられたり、泣かされたりなど、視聴者が休む暇もないほどいくつものお楽しみが用意されています。

そんな刺激的で破天荒な人間の奥深さを芯から体験してみたい人はぜひこのドラマをご覧ください。

きっと目の覚めるようなドラマ鑑賞が待っているはずです。

韓国ドラマ好きの人

本作は方々で言われているように、韓国ドラマの設定詰め合わせのようななんでもありの世界観です。

ドロドロの不倫描写もあれば、人殺しのサスペンスもあり、10代の純粋な恋愛まで描かれます。

しかも韓国ドラマ好きなら一度は見たことがある有名俳優が目白押し。

韓国ドラマファンなら、物語にすぐ入り込めなくても、その豪華なキャスティングや韓ドラあるあるのようなシチュエーションにワクワクしているうちに、ドラマの佳境に差し掛かって、いつの間にか『ペントハウス』の世界へ浸かってしまっているはずです。

もし韓国ドラマは好きな方という方がいれば、ぜひシーズン1だけでもご覧になってみてください。

韓国ドラマ好きは必見だね!

『ペントハウス』まとめ|気になったら視聴すべし

いかがだったでしょうか。

ここまで、筆者の感想を交えながら『ペントハウス』の魅力をお伝えしてきました。

この作品に限らず、韓国ドラマはとても長いシリーズが多いので、見ることを躊躇してしまう人が多いと思います。

そういう方はまず1話だけ見て、一つでも気になったら2話を見るというやり方で見始めてもいいかもしれません。

いつ見るのを辞めてもいいという気持ちで、一歩踏み込んでみてくださいね。

最後までこの記事をご覧いただきありがとうございました。

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