死んだと思っていたあの人は結局どうなった？
驚きの大どんでん返しの連続で視聴者を飽きさせない壮絶なラブサスペンスドラマ『ペントハウス』。
裏切りや秘密工作が次々に繰り広げられる中で、主要人物たちの関係性は絶えず変化し続けてます。
人生の成功者だけが住むことを許された100階建ての高級タワーマンション【ヘラパレス】では、上層階に住むほどそのカーストが高くなるという明確な上下関係が存在します。その主要メンバーの住人だけが会員になれる【ヘラクラブ】は不倫と嫉妬が渦を巻くのです。さらに外部から因縁の過去を持つ人物が彼らを貶める中、ある殺人事件が勃発してしまい、事態は刻々と悪化していき…。
今回は、そんな『ペントハウス』で予想だにしなかった結末について、詳しくご紹介していきたいと思います。
本作のあらすじを知りたいという方は、まずこちらの記事からご参照ください。
ドラマ制作費はシリーズ総額で約32億円を投入したと言われており、その壮大なスケールと華麗なセレブ界の熾烈な戦いを余すところなく描き切った話題作『ペントハウス』。人生の成功者だけが住むことを許された100階建ての超高級タワーマンション[…]
オ・ユニは生きてる？
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シリーズ序盤から娘のために奔走し、復讐に燃えて奇想天外な行動を取ってきたオ・ユニ。
シーズン１のラストで死んだように見せながら、シーズン２で悪魔のように返り咲く姿は、狂気の中に潔さも見えるかっこいい再登場でした。
そんなオ・ユニもシーズン３でついにチュ・ダンテの怒りを買い、ついに車ごと崖まで追い詰められてしまいます。
そして次には、ダンテがオ・ユニの遺体を探すシーンになってしまうのです。
これまでも最大のピンチを乗り越えてきたオ・ユニ。
果たしてオ・ユニはどうなってしまったのでしょうか。
結論から言いますと、オ・ユニはこの崖から落ちて死んでしまいました。
これまでのシリーズを見てきた方は、死んでも蘇って帰ってくる展開に慣れていることと思いますし、死んでしまったという事実を受け入れられない人もいるかと思います。
その証拠にネット上では…
死んだはずの人が何度も生きて戻ってくるから、オ・ユニも実は生きてんじゃないのか？
それはないのかな #ペントハウス #韓国ドラマ— まじかよ (@majikayo24) October 8, 2022
オ・ユニまじか～いや多分生き返る←定期😀
改心したかと思ったら全然改心してなかったチョン・ソジン😀キャラ的に最後まで悪くないとつまらないもんね(笑)#ペントハウス3#WOWOW— ﾓｶ (@1213And) February 21, 2022
などとオ・ユニはまだ生きているのではないか？という口コミが…！
しかし、オ・ユニはここで本当の最後を迎えてしまっています。そしてこのオ・ユニの死にも、『ペントハウス』らしい一筋縄では行かない真実が隠されています。
実はオ・ユニを殺したのは、ダンテではなく、ソジンだったのです！
複雑に絡み合うこの事件の行方を、一つずつ紐解いていきましょう。
ソジンの娘ウンビョル
まずお伝えしなければいけない事件というのが、ソジンの実の娘・ウンビョルが拉致された事件についてです。
このウンビョル拉致事件の犯人は、ウンビョルの家庭教師チン・ブノンでした。このチン・ブノンは、元々ローガンの部下で、ソジン親子を監視するために送り込まれたスパイです。
ところがウンビョルを大事に思うが故に、実の娘のように思い始めて、ウンビョルに対して執拗な愛を押し付け執着するようになってしまいます。
ウンビョルの側にいるために、ダンテと取引を交わし常にウンビョルから離れずに過ごしてきました。
そんな支配的な愛を受けたウンビョルは友達に助けを求め、ロナとソクフンによってチン・ブノンの部屋から脱出します。
ウンビョルが失踪したことで気が動転したチン・ブノンは半狂乱で探し回り、ダンテの元へ助けを求めにいきますが、「取引は終了した」ということを告げられてしまいます。
しかし泣いて縋るチン・ブノンにダンテは金浦の別荘へ行けと指示を出すのです。
チン・ブノンはウンビョルの同級生を利用し、ウンビョルの居場所を突き止めると、車に拉致して別荘へと向かいます。
その拉致の瞬間を目撃したのが、オ・ユニでした。
オ・ユニはチン・ブノンからウンビョルを奪還し、車で逃亡することになります。
オ・ユニを追い詰める黒幕ダンテ
一方ダンテは、自分が隠してきたある重大な秘密を暴いたオ・ユニを追っていました。
オ・ユニが暴いた重大な秘密とは、ダンテの子供、ソクフンとソッキョンのDNA鑑定書です。
ダンテは欲しいものを手に入れるためには手段を選びません。
最愛の妻シム・スリョンを得る時も、それは変わりませんでした。
かつてシム・スリョンは、別の男性と結婚し、双子の女の子を身籠もっていました。しかしダンテがスリョンの夫を殺し、双子の女の子を奪っていたのです。
脳死状態のダミーの女の子を用意し、二度と目覚めることのないその患者が、唯一生き残ったスリョンの娘だと嘘をついて、スリョンを我が物にしてきました。
ところがシーズン１で、スリョンの目の前にミン・ソラという実の娘が姿を現します。結果、ミン・ソラは非業の死を遂げてしまいますが、双子のもう1人が生きているという真実が、シーズン３になって明らかになったのです。
そのもう1人の娘というのが、何を隠そうソッキョンでした！
ダンテは殺人と子供の隠蔽工作を裏付ける証拠をオ・ユニが突きとめたことに憤り、DNA鑑定書を奪還すべくオ・ユニを追いかけていたのです。そんな中、チン・ブノンを追いかけていくオ・ユニを見て、ダンテは先回りします。
ダンテは別荘でチン・ブノンを拘束すると、その隙に逃げたオ・ユニたちが乗る車を追って、崖まで追い詰めたのです。
オ・ユニを助けるために駆けつけたスリョンが崖を到着した時、そこには、気を失ったウンビョルを抱き抱えるソジンと、血で汚れたユニの靴だけでした。
ソジンの愛憎
しかし、スリョンを出し抜いたソジンが単独で崖に駆けつけた時、オ・ユニはまだ生きていました。
ウンビョルを助け出した後、積年の恨みや因縁を思い出し、その憎悪の任せるままにソジンは車を押して、オ・ユニと一緒に崖の下へ落としてしまったのです。
始まりは、声楽の才能がオ・ユニより劣っていることを妬んだことから始まった復讐の連鎖。
こうしてオ・ユニは、散々憎しみあってきたソジンの手によって殺され、さらにダンテの策略でウンビョル拉致事件の犯人に仕立て上げられてしまうという散々な最後を迎えてしまいます。
ソジンとダンテに立ち向かって行けるのは、スリョンとローガンしかいません。
果たして３シーズンにも及ぶ超大作の本作の結末は一体どうなってしまうのでしょうか？
気になる方はこちらの記事を一緒にご覧ください。
殺人、拉致、監禁、暴行、経歴詐称……。一つの事件が転がり出すと、雪だるま式にいくつも犯罪が起きていき、誰も想像がつかなかった驚愕の結末へ一気に雪崩れ込んでいくラブサスペンスドラマ『ペントハウス』。人生の成功者だけが住むことを許された[…]
オ・ユニが遺したもの
悲劇の死を遂げたオ・ユニですが、彼女が命をかけて守り抜いた娘ロナは、ウィーン・フィルハーモニーオーケストラが来韓した際、指揮者のクラークに歌声を披露し、かねてから夢だったアートセンター専属音楽家のオーディションに合格します。
かつて声楽コンクールでソジンに邪魔され、夢を絶たれたオ・ユニ。
叶わなかった声楽のプロになるという夢を、娘が叶えてくれるのです…。
その姿を見ることができなかったオ・ユニでしたが、ソジンの娘ではなくオ・ユニの娘がその大賞を手に入れたということが、オ・ユニの最大の復讐になりました。
執念深く何度も立ち上がったオ・ユニの最大の功績は、ロナの歌声にあるかもしれません。
ほんとに終わっちゃうんだな~😭💦
ロナ ほんとにお疲れ様ㅠㅠ
振り返るとシーズン3はめちゃくちゃだったけどペントハウスはほんとにほんとにキャストも演出も脚本も全てにおいて大好きだったな~ pic.twitter.com/W4QsGMdz6z
— 마 🌙 (@thz126_m) September 11, 2021
『ペントハウス３』オ・ユニの結末まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、複雑に絡み合うラブサスペンス『ペントハウス』のラストで、オ・ユニが迎えた悲劇的な結末について解説して参りました。
このドラマはいくつもの事情が絡み合っており、一筋縄では説明できません。
ぜひ別の記事も用意しておりますので、参照してみてくださいね。
また、『ペントハウス』に興味を持たれた方がいれば本編をご覧になってみてください。
評判が非常に高く、韓国国内では社会現象にもなったほどのドラマです。
最後までこの記事をご覧いただきありがとうございました。
