韓国ドラマ「トリガー」は、緊迫した事件の連続と深まる謎が魅力のサスペンス作品です。同ジャンルとして高く評価された「怪物」と並び、キャストの演技力にも注目が集まっています。
この記事では、あらすじや出演者、日本人キャストの有無をまとめて紹介します。
『トリガー』（韓国ドラマ）キャストまとめ！
「トリガー」は銃犯罪を巡る韓国サスペンスで、多彩なキャラクターたちが事件に絡み合い、緊迫感あふれる物語を描きます。ここでは本作に出演しているキャストを紹介します。
イ・ド(演：キム・ナムギル)
元軍人でありながら警察官として違法銃器事件に挑む主人公を演じています。冷静な判断力と鋭い洞察力を持ちながらも、過去の経験からくる心の傷や葛藤を抱え、時に揺れ動く姿が物語の核となります。
アクション、心理描写ともに高い表現力を見せ、緊張感あふれるストーリーをグッと引き締める存在です。さらに、孤独と使命感の狭間で揺れる繊細な心情が丁寧に描かれ、視聴者を強く感情移入させる重要なキャラクターでもあります。
ムン・ベク(演：キム・ヨングァン)
裏社会で武器仲介を行うブローカーとしてミステリアスな魅力を放っています。表向きは穏やかで紳士的に見える一方、目的のためには冷徹な判断も辞さない二面性を持ったキャラクター。
主人公のイ・ドとは立場も価値観も異なりますが、物語が進むにつれ交錯する思惑がドラマに厚みを与えます。その不気味さと静けさと予測不能な行動は緊張感を生み、登場するだけで場の空気を換える存在感を放っている人物です。
ク・ジョンマン(演：パク・フン)
裏社会の掃除屋集団を率いるリーダーとして強烈な存在感を発揮します。荒々しい振る舞いや迫力のある表情の裏に、組織の中で生き抜いてきた男の複雑な背景が垣間見え、単なる悪役にとどまらない深みが魅力。
物語の緊迫感を高める役割を担い、彼の登場シーンは常にドラマを動かすきっかけとなっています。
オ・ギョンスク(演：ギル・ヘヨン)
事件に巻き込まれた被害者遺族として物語に重みと現実味を与える重要なキャラクターです。悲しみや怒りが複雑に入り混じった心の動きを丁寧に演じ、銃犯罪がもたらす社会的影響を視聴者に強く印象づけます。
主役級ではないものの、ストーリーを支える芯の部分を築く存在です。
チョ・ヒョンシク(演：キム・ウォンへ)
イ・ドを見守る中堅警官として物語に安心感と深みを加えます。経験豊富で、時には父親のような温かさを見せる一方、職務に対して妥協しない厳しさも併せ持つバランスの取れた人物。
主人公が迷った時に道を示す存在であり、作品全体の人間ドラマを豊かにしています。
ユ・ジョンテ(演：ウ・ジヒョン)
一見普通で控えめな青年に見えるキャラクターを演じていますが、物語が進むに連れて思わぬ形で重要な役割を担う人物として浮かび上がります。無表情の奥に潜む緊張感や不穏さが視聴者の興味を引き、静かながら強烈な印象を残しました。
脇役でありながら作品の雰囲気を左右する存在です。
ユン・ウォンチョル(演：チョン・ウンイン)
京仁西部警察署の署長。強いリーダーシップと落ち着いた存在感で、混乱する事件の渦中にあっても警察組織を統率し、捜査の方向性を握る重要人物。ベテラン俳優ならではの貫禄ある演技で、物語に重厚さと信頼感を与えています。
チュ班長(演：チョ・ハンチョル)
京仁西部警察署の強行犯班長。落ち着いた風貌と長年の俳優経験からくる安定感で、操作現場の緊迫感や現実感をリアルに支えます。序盤では出演シーンこそ多くありませんが、銃器事件の余波が広がる中で重要な役割を果たし、ドラマ全体の雰囲気を引き締める存在です。
『トリガー』（韓国ドラマ）あらすじ
「トリガー」は違法銃器事件を軸に展開する韓国サスペンスということで、ここではあらすじを紹介します。
違法銃器事件の発覚
近未来の韓国で、違法銃器が密かに流通し、一般市民や警察までも巻き込む事件が次々に発生します。元軍人で警察官のイ・ドは、かつての特殊な経験とスキルを活かし、事件の真相を追い始めることに。
調査を進めるうちに、単なる銃犯罪ではなく、裏社会や権力構造が絡む複雑な闇が見え、次第に狙われる危険に直面しながらも、彼は正義を貫こうと決意するのでした。
主人公と武器仲介人の対立
イ・ドと武器ブローカーのムン・ベクは、立場も目的も正反対の人物です。イ・ドは違法銃を封じる正義の警察官、ムン・ベクは裏社会で利益を追求する冷徹なブローカー。互いに情報や行動が交錯し、単なる敵対関係を超えた駆け引きが展開します。
緊張感溢れる心理戦とアクションが同時に描かれ、観る者を引き込む緊迫のドラマが展開されます。
裏社会の闇と人間ドラマ
事件に関わるのは主人公たちだけではありません。ジョンマン率いる掃除屋集団や、事件で傷つく被害者遺族、そして警察内部の協力者たちも登場し、事件の全貌に深みを加えます。彼らの過去や思惑が次第に明らかになり、銃犯罪を巡る社会の闇や人間の葛藤が浮き彫りに。
緊迫のサスペンスと人間ドラマが巧みに絡み合う構成です。
緊迫のクライマックス
物語が進むにつれ、事件の核心が少しずつ見えてきます。しかし、予想外の裏切りや隠された真実が次々と明らかになり、主人公たちは命の危険と向き合うことに。緊張感溢れる追跡や銃撃戦、心理戦が交錯し、アクションとサスペンスが融合したドラマチックな結末へと突き進みます。
見る者の心を最後まで離さないクライマックスです。
『トリガー』（韓国ドラマ）に日本人は出てる？
「トリガー」は、韓国国内を舞台に物語が展開されることから、実写として日本人俳優は出演していません。登場人物も韓国人キャストが中心で構成されており、ストーリーにも日本人キャラクターは登場していないようです。
そのため、作品を視聴した際に日本の俳優が画面に登場する場面はないと考えてよいでしょう。
最後に
「トリガー」は緊迫した展開とキャスト陣の高い演技力が魅力の韓国サスペンスです。日本人俳優の出演はありませんが、物語の深みや緊張感は見応え十分。気になる方は、ぜひ本編でその迫力ある世界観を味わってみてください。
