韓国ドラマ「悪の心を読む者たち」は韓国発のプロファイラーを描く、実話ベースの本格審理サスペンスで、韓国を震撼させた実際の連続殺人事件を描き、プロファイラーであるクォン教授の実際の体験を基にしているため、狂気が生々しく表現されています。
2022年に韓国で放送され、現在は日本でも配信されており日韓共に話題作となり、最後までハラハラドキドキの展開に目が離せません。今回は「悪の心を読む者たち」のキャストやあらすじ、見どころについて紹介していきます。
「悪の心を読む者たち」キャストは？
まずは、主要キャスト陣を紹介していきます。
ソン・ハヨン(演：キム・ナムギル)
ソン・ハヨンは、ソウル地方検察庁 犯罪行動分析チームプロファイラーで、見た目からは無感情で冷徹に見えますが、実は優れた共感力と鋭い観察力を兼ね備えた犯罪行動分析官です。犯罪者の心の中に入って彼らの心理を把握できる唯一無二の人物で、事件を解決に導きます。
クク・ヨンス(演：チン・ソンギュ)
クク・ヨンスは元鑑識班長で現在は犯罪行動分析チームのチーム長で、先見の明があり、韓国にも動機のない殺人が起こるだろうと予測してハヨンを抜粋、犯罪行動分析チームを設立しました。権威と格式に左右されない毅然として態度を貫くリーダーです。
ユン・テグ(演：キム・ソジン)
ユン・テグは機動捜査隊１、2チームのチーム長で、直情的な人物が多い警視庁で、事件の本質を失わず人を観察する冷静沈着な刑事です。犯罪行動分析が何なのかわからない時はハヨンとぶつかっていましたが、彼を信頼するようになってからは友好的な関係を築いています。
チョン・ウジュ(演：リョウン)
チョン・ウジュは犯罪行動分析チームの統計分析官で、ヨンスとハヨンを心から尊敬し、指示に従うチームの末っ子です。さまざまな事件をデータ化して分析するだけではなくオフィスの雑用を一身に引き受けて完璧にこなし、ヨンスから頼られています。
「悪の心を読む者たち」あらすじは？
1990年代後半、誰よりも被害者の心に寄り添い、鋭い感受性を持つ東部警察署の刑事ハン・ハヨンは、妥協を許さない捜査で同僚たちから煙たがられていました。一方、そんなハヨンを評価しているソウル地方警察庁の鑑識係長クク・ヨンスは、近い将来、動機のない連続殺人事件が多発する可能性を見据え、プロファイリングを導入した犯罪行動分析チームの創設に奔走していました。
そんな中、女性が殺害され全裸で放置される事件が発生し、被害者の恋人を逮捕したことで事件は解決したかのように見えましたが、数か月後、同様の手口で再び女性が殺害されたのです。ハヨンは犯人の心理を探るため、連続婦女暴行の罪で監修されている男のもとへ向かいます。
「悪の心を読む者たち」みどころは？
実在の人物のインタビューをもとにした犯罪実話ノンフィクションエッセイを原作として制作されたドラマなので、当然、劇中の人物や事件も実際のものをモチーフにして作られているため、気持ち悪さが魅力です。
まずは、メインの2人であるハヨンとヨンスは韓国で初めて犯罪行動分析チームを作ったユン・ウェチュル氏がモチーフになっています。劇中の事件も当然、実際に起きた事件がモチーフになっており、犯人も実際の犯人の特徴をしっかり捉えて表現されています。
ヨンスとハヨンが刑務所に通いながら1人ずつ話を聞いて犯罪者の心理などデータを集めていくという地道な作業が、劇中でひたすら繰り返され、そんな中ハヨンも心身共にダメージを受けてしまうシーンがありますが、ドラマを見ているこちらもどんどん気持ち悪さが積もっていくような展開、作り、犯人を含めた俳優陣の演技力がただただ素晴らしいなど見どころ満載となっていますので、ぜひ一度は見てください。
最後に
今回は韓国ドラマ「悪の心を読む者たち」のキャストやあらすじについて紹介してきました。フィクションだけあり何とも言えない生々しさを感じ、気持ち悪さが見るたびに増していきます。それがこの作品の魅力でもあり、みどころです。
2022年SBS演技大賞でキム・ナムギルが大賞、チン・ソンギュが最優秀演技賞、リョウン＆コン・ソンハは新人賞をそれぞれに受賞した話題作となっていますので、ぜひ視聴してみてくださいね。
