韓国ドラマ『サーチ~運命の分岐点~』韓国ドラマ初のミリタリースリラー!?あらすじや感想を一挙公開

韓国と北朝鮮の国境近くにある、非武装地帯・DMZで起きた謎の事件!

次々と兵士が失踪を遂げる中、韓国軍の精鋭部隊が真相究明のため、DMZに侵入します。そこで明かされる驚きの真実とは…?

業界大注目の若手俳優チャン・ドンユンと、韓国女性アイドルグループf(x)で活躍するチョン・スジョンの共演で一躍話題を集めている本作は、韓国ドラマ初のミリタリースリラー(軍隊もののスリラードラマ)として紹介されています。

韓国ドラマファンはもちろん、ドラマファン必見の高クオリティ作品です。

普段韓国ドラマの空気感が苦手、と思っている視聴者でも、このドラマにはハマるかもしれません。

果たしてDMZから突如として現れる謎の生物は一体何者なのか?

今回は、そんな『サーチ~運命の分岐点~』のあらすじや登場人物をご紹介しつつ、実際に見た筆者の感想をお伝えしていきたいと思います。

ネタバレは極力避けてお伝えしていきますので、これからドラマを見ようか気になっている方もぜひ最後までご覧になってみてください。

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『サーチ~運命の分岐点~』あらすじ

2020年、韓国は京畿道(キョンギドウ)北部地域にある中部前線。

北朝鮮との国境を挟んで、条約によって許可のない侵入は禁じられている非武装地帯DMZ内で、失踪した兵士が何者かに殺され、死体になって発見されるという事件が起きる。

死体には歯形があり、手には水疱瘡の痕があったことから、恐水病(狂犬病)を患った野良犬に襲われたのではないかと推測された。

軍は原因究明のために、特任隊を配備する。

一方、軍用犬のハンドラーとして兵長を務めていたヨン・ドンジンは、気心の知れた部下3人と気楽に除隊できる日を待ち受けていた。

ある日、ドンジンは、軍用犬のレオと共に、特任隊の任務に合流することになる。

しかしその特任隊の中には、徴兵前に交際していた元恋人のソン・イェリムがいた。2人は偶然の再会を果たす。

ヨン兵長とソン中尉がギクシャクした関係のまま、共に原因究明の任務に当たっていると、2人は森の中で人間業とは思えない素早さで動く生命体に出くわす。銃は効かず、姿を正確に捉えることも難しいほど素早い生き物だった。

さらにその後日、遺体として回収した上兵がいきなり動き出すという奇怪な事件まで勃発。

その姿はあの生命体のように、常人離れした身体能力を発揮したという。

状況が刻々と悪化する中、司令部は最精鋭要員で構成された北極星特任隊を新たに新設する。

ヨン・ドンジンは数少ない目撃者の1人としてこの隊員に任命されるのだった。

事件が謎のウイルスによるものだと突き止めたソン・イェリムも隊員に加わり、謎の生命体確保に向けチームは尽力していく。

すると、そこには23年前の1997年に起きた北朝鮮とのある事件が鍵となっていることが明らかになりはじめ、事態はさらに複雑に絡み合っていく。

『サーチ~運命の分岐点~』登場人物

北極星特任隊のメンバー

ヨン・ドンジン(俳優:チャン・ドンユン)

軍用犬ハンドラー。兵長。捜索大隊員としては初めて陸軍の再生ウォーリア軍人に選抜された輝かしい経歴があるにもかかわらず、除隊間近であるため、その日を待ち続けている。

その持ち前の人懐っこさで部下や村人からは慕われているが、上司には逆らうせいで嫌われている。

ソン・イェリム(俳優:チョン・スジョンクリスタル

特殊任務隊のブレーン的存在。特殊任務大隊の化学兵科で中尉を務めている。将校を任された特殊任務隊で、よりにもよって元カレのヨン・ドンジンと再会する。

女子大学区団出身で、優れた技量と度胸で成績1位を記録し、米陸軍士官学校で海外研修を終えるなど、エリート軍人として名が知られている。

頑固で向こう見ずな性格から、危険なエリアへ自ら突進していくことも辞さない。

両親がおらず、韓国軍関係者による支援のもと1人で育った。

ソン・ミンギュ(俳優:ユン・バク)

特任隊チーム長。大尉。上層部の人間との取引があるため、本当の目的を隠したまま任務に取り組んでいる。

ふとしたことからヨン・ドンジンとも対立し、罰則を与えることもある。

トップクラスのエリート士官でありながら、過去に芳しくない事件に巻き込まれ、この任務が最後のチャンスだと脅されている。

イ・ジュンソン(俳優:イ・ヒョヌク)

特任隊副チーム長。任務遂行しか念頭にないソン・ミュンギュの作戦に対立し、隊員の人道的な扱いを要求している。

部下からの人望も厚く、ヨン・ドンジンからも信頼されていたが、ある秘密を抱えており…。

チュ・ムンチョル(俳優:チ・ユンジェ)

ドローンを操る通信兵。ソン・ミュンギュ大尉の召集を受けて特任隊に合流。

ヨン・ドンジンと折り合いが悪く、ことあるごとに対立している。

ソン・イェリムに恋心を抱いている。

ムン室長(俳優:ユン・ヨミン)

国軍化学兵器防衛司令部化学兵器防御研究所の研究員。イェリムを助け、敵の痕跡を調査してくれている。

チョンゴンリ(国境近くの村)に住む人々

キム・ダジョン(俳優:ムン・ジョンヒ)

非武装地帯DMZ記念館で解説を務める館員。元特殊戦司令部709テロチーム長でもあり、軍隊の仕組みを理解している。

夫と娘の三人暮らしで、自宅の畑を耕し、自給自足の生活を送っている。

興味が湧くと解決せずにはいられない性格で、特任隊の任務にも首を突っ込む。

チョン・スヨン(俳優:パク・ダヨン)

ダジョンとミンジェの娘。ヨン・ドンジンのことを「イケメンの兵隊」と呼び、恋している。ダジョンに似て、興味が湧くと、とことん追求しなくては気が済まない性格。

ペク・ソンセム(俳優:キム・イヌ)

チョンゴンリ保健所長。イェリムの子供時代を知っており、イェリムに養育費を送り続けていた。イェリムの両親を知っている数少ない人物。

韓国軍上層部

イ・ヒョク(俳優:ユ・ソンジュ)

国会議員であり、国防委員長。1997年にDMZで起こった事件の当事者で、軍人として立派に務め上げた人物として国民から支持を受ける。

しかし、1997年にはある秘密を抱えており…。

事件で傷を受け、片足を失っている。

ハン・デシク(俳優:チェ・ドクムン)

韓国国防部国軍司令官。

イ・ヒョクと共に、1997年の事件に立ち会った隊員の1人。

北朝鮮軍との銃撃戦を生き延びたことで、現在の上層部に名を連ねている。

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クリスタルとドンユンの画像
まだまだ語りきれない登場人物の見どころや、キャストの魅力をこっちで紹介しているよ~!

『サーチ~運命の分岐点~』実際に見た筆者の感想レビュー

序盤からミステリアスで恐怖が募るスリラーな展開に魅せられて、物語にスッと入り込んでいけたこともあり、個人的には非常に楽しんで見ることができました。

規律が厳しい兵士たちの生活を描かれていることも魅力の一つだと思いますし、軍隊の中で出世した彼女と再会するという他にない設定が視聴者を惹き込んでいます。

脚本家のク・モさんは、ご自身の前作、前々作でも一貫して非武装地帯の軍人の物語を書かれている方だそうです。

前作の映画『最終兵器ムスダン』では、批評家から酷評を持って迎えられ、興行的にも失敗に終わったことから、本作を放映したケーブルテレビ局OCNからもあまり期待はされていなかった様子。

しかし結果的には、同時間に放送されたドラマ番組の中で視聴率一位を叩き出しました。

ところが韓国ドラマにしては短めの全10話という終わりを迎えたこともあり、打ち切りになったのでは?という視聴者からの噂もチラホラ聞こえてきます。

この影響があったのかもしれませんが、個人的には最終回にかけて伏線の回収が雑に済ませてしまったように感じてしまいました。

「もう終わり?」という呆気ないラストで幕を閉じています。

なぜこのような最終回になったのでしょうか。下記で詳しく紹介しておりますので、気になった方は覗いてみてください↓

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サーチの画像

とはいえ、視聴者からの評価も高く、非常にクオリティの高い作品だったと言えます。中には、「今年見たドラマでNo.1だった」という声も。

気になっている方はぜひ一度ご覧になってみてください。

ネット上の評価は?

『サーチ~運命の分岐点~』まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は韓国ドラマ初ミリタリースリラー『サーチ~運命の分岐点~』をご紹介していきました。

注目のキャストで贈られる奇想天外なストーリーに惹き込まれた視聴者も多いのではないでしょうか。

これからご覧になりたい方はぜひご覧になってみてください。

最後までこの記事をご覧いただき、ありがとうございました。

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サーチ 運命の分岐点 表紙画像
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